このブログでは、これまでのITの進化と、その過程で私自身が経験したことについてお話したいと思います。私自身、何度か重大な停電に見舞われましたが、その原因は電力不足や電圧の違い、データセンターにおける可能な電力消費などでした。これらの経験から学んだ教訓は、「災害は避けられない、それなりの計画を立てよ 」ということでした。大規模なメインフレームをテープから起動したのがなかでも最悪の経験でしたが、以下の作業を実施していたので、幸いなことになんとかうまくいきました。
a.) 可能性を特定する
b.) 計画に含める
c.) 事前にテストする
時は流れ、IT業界の多くの人にとってディザスタ リカバリ(DR)計画は今でも必要とされていますが、その中核は常に変化しています。次々と新しいインフラやプラットフォーム、ソフトウェア テクノロジが登場するため、常に評価が必要です。バックアップを含めたDR機能を準備することは、多くの場合、必要ではあるがコストのかかる保険とみなされます。ビジネス継続性戦略の定義に役立つ情報については、こちらのリンクを参照してください。
エンタープライズ クラウド コンピューティングの導入は、DRの計画、プロセス、製品を通じて、新たな効率化とコスト削減を推進するチャンスです。IT業界のアナリストや専門家の予測では、DR / バックアップはクラウドの導入で予測される機能のトップ10に含まれています。ここで、次の課題が浮上します。
ネットアップのお客様の多くはVMwareのお客様でもあります。ネットアップとVMwareのテクノロジの統合には、20年の歴史があります。現在両社は、コンピューティングおよびストレージの仮想化を実現する堅牢なSDSクラウド サービスを提供しています。オンプレミスとクラウドでのネットアップとVMwareの統合により、DRやバックアップなどの処理を、最小限の操作で迅速にクラウドに移行できるようになりました。ネットアップとVMwareでIT環境をモダナイズする方法の詳細をご覧ください。
クラウド サービス プロバイダを選択して業務の移行を検討する場合、最初のハードルとなるのは、プロバイダ独自のハイパーバイザー プラットフォームに複製するためにVMを変換する作業です。これは、移行という困難な大事業の最中にやりたい作業ではありません。
ハイブリッド クラウドでビジネスを運用する上での課題のひとつは、一貫性です。私にとって一貫性は基本であり、重要なポイントです。別のクラウド サービス プロバイダに移行することになった場合に、運用全体を再設計したくはありません。状況に応じて比較的簡単に移動したいと思います。
これは、以下に述べるような、ハイブリッド クラウドでのネットアップとVMwareの統合がもたらすメリットそのものです。
既存のスキルを活用しながら、オンプレミスのVMware環境を任意のクラウドに拡張したいとお考えの場合、ネットアップは最も堅牢なDR / バックアップ ソリューションを、お客様が希望するクラウドで、迅速に、ロックインなしで導入するお手伝いをします。
ネットアップとVMwareが掲げる共同のビジョン、およびエンタープライズ ハイブリッド クラウドの各所に配置されたさまざまなストレージ ソリューションをネットアップのデータ管理で最適化する方法については、次のリンクをご覧ください。
ネットアップとVMware:最新化、ハイブリッド、柔軟性、拡張性、効率性
クラウドベースのVMware環境におけるストレージの最適化
Laurenceは、EMEA地域でネットアップ製品の認知度向上を図る役割を担っており、ネットアップのビジネスの成長と、お客様や市場のニーズに合わせた製品やサービスの提供に日々奔走しています。 ネットアップの全製品を担当し、製品スイート全体にわたって価値を提供するためにお客様のさまざまな要件について深く理解しており、 現在は、経験豊富な専任チームと協力しながら、ネットアップのクラウド インフラ製品のポジショニングをサポートするキャンペーンの開発と実施に携わっています。 Oracle、Sun Microsystems、StorageTekでさまざまな役職を歴任し、エンタープライズITのあらゆる側面で長年にわたって経験を積んできました。 また、英国気象庁で主席ITコンサルタントを20年近く務めました。