SAP HANAを利用している企業にとって、クラウドに移行するかどうかは、もはや大きな問題ではありません。今では、どのように移行するかが問題となっています。クラウドへの移行には、依然として課題やリスクが伴います。時には暗闇の中でつまずいているように感じることもあります。
適切なソリューションを使用することで、お客様のSAPはクラウドの中を安全に移動できます。
パフォーマンスの向上—レイテンシを抑えてIOPSを向上。
柔軟性—アプリケーションの開発と導入を高速化。
コストの削減—データ容量の削減、バックアップ コストの大幅な削減、パフォーマンス階層の選択などを実現。
包括的なデータ保護—ほぼ瞬時のバックアップとリストア機能を備えながら、ディザスタ リカバリを容易に実行。
NetApp®が、Azure上のSAP HANA環境の構築をサポートします。
SAPワークロードをAzureに移行することで、ビジネスに必要な安定性と即応性を実現できます。ただし、ストレージやデータに関する専門知識がないと、この作業は困難なものになるでしょう。また、独自のファイル インフラを構築する時間やリソースがありません。確実に移行できる、より良い方法があります。
Azure NetApp Filesをご紹介します。このフルマネージド サービスは、シンプルさ、パフォーマンス、コンプライアンスを重視して構築されています。このサービスを利用することで、SAPランドスケープは、これまで以上に迅速かつ安全にAzureに移行できます。このサービスを利用することで、お客様はクラウドへの移行を管理するのではなく、自動で行わせ、優先事項に集中することができます。
SAPは、新しいエンタープライズ クラウドを構築するにあたり、お客様が短期間で市場に投入できるよう支援するソリューションが必要でした。そして、20年にわたるイノベーション パートナーシップを踏まえ、SAPは、HANA Enterprise Cloud(HEC)のリリースをサポートする適切なインフラ パートナーはネットアップであることを認識していました。
Azure NetApp Filesは、HANA Enterprise Cloudにシンプルさ、パフォーマンス、信頼性、コスト効率をもたらし、お客様のクラウド化を促進します。クラウドに向かい、全速力で前進します。
Coca-Colaをご存知だと思います。皆さんの冷蔵庫にもCoca-Colaの製品が入っているかもしれません。Coca-ColaのITプロバイダであるCONA Servicesは日々大量の製品を取り扱っており、世界最大級のSAP HANAインスタンスを保有しています。そのため、CONAが取り組もうと決めたAzureへの移行は、未知の領域でした。
CONA Servicesは、Capgemini、Microsoft、SAP、ネットアップと協力して、世界最大級のクラウド移行を完了し、パフォーマンスの向上、コストの削減、データ インサイトの向上を実現しました。
油圧機器のエキスパートであるHANSA-FLEXは、SAPシステムの更新時に、HANAへの移行が必要だと考えました。HANSA-FLEXは、Azure NetApp Filesを使用して、これまでで最速のクラウド移行を実現。パフォーマンスが重視され、レイテンシの影響を受けやすい20のワークロードを記録的な速さでAzureに導入しました。
移行後、HANSA-FLEXのSAPデータベースの使用スペースは3分の2になり、インフラ コストを大幅に削減しました。
AzureでSAPをホスティングすると、SAPとMicrosoft Azureの両方からデータベースのサポートが得られます。高可用性、迅速なディザスタ リカバリ、高速バックアップを実現できます。
Azure上で稼働するSAP向けのネットアップのソリューションは、99.99%の可用性の可用性を実現します。
Azure NetApp Filesでは、迅速な応答時間と高スループットが期待でき、シームレスなカスタマー エクスペリエンスを実現します。
Azure NetApp Filesを使用して SAP の移行を容易にする方法については、ネットアップのブログをご覧ください。