ブロック ストレージにおいて類を見ないコスト最適化と持続可能性を実現
ネットアップ合同会社(本社:東京都中央区、代表執行役員社長:中島シハブ)-- クラウド主導、データ重視のソフトウェアを提供するグローバル企業、NetApp®(NASDAQ:NTAP)は、顧客に対して簡素化、コスト最適化、セキュリティ、および持続可能性を提供することを目的として、業界唯一のユニファイド データ ストレージ ソリューションにいくつかのアップデートを発表しました。これには、類を見ないコスト最適化と持続可能性を実現する新しいブロック ストレージ製品、パブリック クラウド ストレージ サービスの複数の改善、および NetApp Keystone Storage-as-a-Service (STaaS)のアップデートが含まれています。
20年以上前、NetAppは業界にユニファイド ストレージを導入し、今日ではユニファイド データ ストレージの定義をさらに広げ、ファイル、ブロック、オブジェクトのワークロードをサポートする包括的なアーキテクチャを提供しています。ユニファイドデータ ストレージは、複数のオンプレミス ストレージ オファリングと主要なパブリック クラウド全体にわたる共通のストレージ オペレーティング システムを提供し、共通の API セットと単一のコントロール プレーンで統合されています。これには、ユニファイド オールフラッシュ ストレージである NetApp AFF、ブロック最適化されたオールフラッシュ ストレージである NetApp ASA、そして Amazon FSx for NetApp ONTAP、Microsoft Azure NetApp Files、Google Cloud NetApp Volumesといった、3つの主要なパブリック クラウド上で実行される、唯一のファーストパーティのクラウドネイティブ ストレージ ソリューションも含まれます。
NetApp の最高製品責任者である Harv Bhela は次のように述べています。「私たちがエンタープライズグレードのストレージ ポートフォリオの最新情報を発表することで、データ管理は革新的な時代の幕開けを迎えています。NetApp のポートフォリオは、オンプレミス環境と主要なパブリック クラウドを網羅しており、現代企業の進化するニーズに応えるユニファイド ストレージ ソリューションを提供することにより、顧客への献身を示しています。これにより、非常にシンプルで利便性の高いストレージ ソリューションを提供し、コスト最適化、セキュリティ強化、持続可能性の確保といった面で他に類を見ない価値を提供できます」
ブロックストレージにおいて類を見ないコスト最適化と持続可能性を提供
2023 年、NetApp は業界をリードするユニファイド キャパシティ フラッシュ ストレージである AFF C-シリーズ システムを導入しました。この製品は、NetApp 史上最も急速な成長を果たしています。 20,000 を超える顧客が、ミッションクリティカルな SANインフラストラクチャ上で動作するブロック ワークロードに対して NetApp に信頼を寄せています。これらの顧客とブロック ストレージ市場全体により良いサービスを提供するため、 NetApp は今年、NetApp オールフラッシュ SAN アレイ(ASA)を導入しました。NetApp ASA は、エンタープライズグレードのブロック ストレージを提供し、確実な可用性と効率性を保証しています。
TasNetworks のデジタルインフラストラクチャ リーダーである Tristan Roberts 氏は次のように述べています。「NetApp のオールフラッシュ SAN ストレージは、VMware や S/4 HANA を含む私たちの重要なインフラ環境において大きな違いをもたらしました。統合されたデータ保護と災害復旧により、データ管理が大幅に簡素化され、MetroCluster によるシンプルな事業継続性を実現することができました。ASA C-シリーズによるコスト効率と持続可能性の向上など、製品のさらなる強化に常に興味を持っています」
NetApp は、キャパシティ フラッシュとブロック ストレージの革新を更に推し進め、NetApp INSIGHT 2023 にて新たな NetApp ASA C-シリーズ ファミリーを発表しました。ASA C-シリーズは、業界最高水準のパフォーマンスとコスト最適化のバランスを実現するためにキャパシティ フラッシュを採用しており、持続可能性にも優れています。NetApp ASA は、フラッシュの速度をハードディスクの価格に近づけながら、ストレージ効率の保証として4:1 の比率を提供し、データの可用性に関してはシックス・ナイン(99.9999%)を保証しています*。さらに、業界をリードするサイバー レジリエンスを備えており、NetApp ランサムウェア リカバリ保証*の対象となるほか、クラウドとの連携も可能です。これにより、災害復旧やバックアップ、クラウドへのデータの移行などが容易に行えます。組織は環境を最新化し、VMware vSphere 向けのデータストレージを最適化し、SAP、オラクル、Microsoft SQL のデータベース ワークロードを迅速に処理し、統合されたアプリケーションに対応したバックアップも実現できます。
NetApp のエンタープライズストレージ担当のシニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーである Sandeep Singh は次のように述べています。「NetApp ASA ストレージは、重要なアプリケーション、データベース、および VMware インフラストラクチャ向けに、高性能かつ高可用性(99.9999%)のストレージを提供するためのカスタマイズされたソリューションを顧客に提供します。これにより、個別に構築されたインフラストラクチャのサイロ化を回避することができます。ASA Cシリーズは、これらの優れた ASA ストレージの機能とキャパシティ フラッシュを組み合わせ、エンタープライズグレードのブロック ストレージを従来よりも手頃な価格で提供し、さらに持続可能なものにしています」
また NetApp は、顧客が NetApp のブロック ストレージ ソリューションへの移行に後悔のない選択を行えるよう、様々なサービスを追加費用なしで提供しています。具体的には、既存のアーキテクチャの評価を含む事前ソリューションデザイン アセスメント、無料のデータ移行サービス、ソフトウェア ライセンスとサービスの提供、移行期間中 3 ヶ月間無償の NetApp ストレージサポート、そして無料のトレーニング ワークショップ*などがあります。これらのサービスは、顧客のスムーズな移行をサポートするために提供されています。
3 大パブリック クラウドを網羅する唯一のファーストパーティ クラウドネイティブ ストレージへの継続的な機能強化
NetApp は、約 10 年前の 2014 年にエンタープライズ ストレージをパブリック クラウドに初めて導入しました。現在、 NetApp は3 大パブリック クラウド全てで提供されている唯一のファーストパーティ クラウドネイティブ ストレージを提供しています。
Google Cloud NetApp Volumes は2023 年 8 月に導入され、新たにスタンダード サービスレイヤーの提供という拡張が既に行われており、GB あたりのコストを30%以上削減しています。それと同時に、14 の Google Cloud リージョンで利用可能な統合データ保護機能を備えたマルチプロトコルのファイルサービスを提供します。
一方で、Amazon FSx for NetApp ONTAP は、VPCピアリングを活用して VMware Cloud on AWS に接続することで、総所有コスト(TCO)を低減します。さらに、ONTAP S3 API を使用したファイルとオブジェクトへの統合アクセス機能の追加により、オブジェクト ストレージを利用するクラウドネイティブ アプリケーションのデータアクセスが簡素化されました。また、Microsoft Azure NetApp Files では、容量の拡張性向上、オラクルデータベースのパフォーマンス向上、およびデータの Azure Cool Blob tier への透過的な自動ティアリングのサポートが追加されました。これにより、データを Azure Cool Blob tier に自動的に移動することで、コスト削減効果が向上します。
NetApp Keystone で、新しい Storage-as-a-Service オプションと保証の向上を実現
NetApp は、顧客が最も強力なエンタープライズ ストレージ ポートフォリオを効果的に活用できるよう、さまざまな選択肢を提供し続けています。2023 年 10 月、エクイニクスとNetApp は、NetApp Keystone を活用した NetApp Storage on Equinix Metal を発表しました。これにより、組織はビジネスクリティカルなワークロードをフルスタック ソリューションで支えることができ、単一の月額請求書を通じて利用することができます。
NetApp はKeystone Storage-as-a-Service をさらに充実させ、STaaS(Storage-as-a-Service)オファリングにおいて最も包括的な保証を提供しています。顧客は、統合されたパフォーマンスと可用性の保証*を活用することができます。さらに、以前発表された Keystone の持続可能性に関するサービスレベル契約(SLA)により、企業はデータの自動ティアリング、持続可能性のモニタリング、過剰なプロビジョニングのキャンセルなどを通じて、オンプレミス環境とクラウド上で炭素排出量を削減することができます。また、NetApp は Keystone において 90 日以内*にランサムウェアの復旧保証を提供する予定です。
IDC のインフラストラクチャシステム、プラットフォーム、テクノロジー、およびバイヤービュー リサーチのグループバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーである Ashish Nadkarni 氏は次のように述べています。「NetApp は統合されたデータストレージ ポートフォリオを通じて、エンタープライズおよびパブリック クラウドでのイノベーションを推進し続けています。より低コストで環境への影響が少ない簡素化されたストレージへの需要が増え続けており、新しい NetApp ASA C-シリーズはこれらの顧客にとって頼もしい選択肢となるでしょう。NetApp Keystone プログラムは成長を続けており、顧客に必要な保証を提供しています」 *各保証とオファーには特定の条件が適用されます。プレビュー内容は変更される可能性があります。
追加情報
NetApp unveils data storage innovation at INSIGHT 2023
Introducing ASA C-series: unmatched savings and sustainability for block workloads
NetAppについて
NetAppはグローバルなクラウド戦略で業界をリードする、Data-Centricなソフトウェア企業です。デジタルトランスフォーメーションが加速する時代において、データを活用してビジネスをリードする企業や組織を支援します。クラウドでの開発、クラウドへの移行、オンプレミスでの独自のクラウドレベルの環境構築など、データセンターからクラウドまでのアプリケーションを最適な状態で実行できるシステム、ソフトウェア、クラウド サービスを提供しています。NetAppは、多様な環境にわたって機能するソリューションを通じて、企業や組織が独自のデータファブリックを構築し、いつでもどこでも、必要なデータ、サービス、アプリケーションを適切なユーザに安全に提供できるようにしています。詳細については、www.netapp.com/ja をご覧ください。ネットアップ合同会社はNetAppの日本法人です。また、Twitter、LinkedIn、Facebook、InstagramでNetAppをフォローしてください。
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