NetApp、最新のオールフラッシュSANアレイによりブロック・ストレージをよりシンプルかつ効率的にし、ランサムウェア攻撃からのリカバリ保証プログラムを発表

新しい製品とサービスにより、さらなるシンプルさ、セキュリティ、持続可能性、節約を実現

ネットアップ合同会社（本社：東京都中央区、代表執行役員社長：中島シハブ）は、最先端のブロック・ストレージの新製品や、ランサムウェア攻撃に対する NetAppが誇るクラス最高の回復力を活かした保証など、数多くの革新的な製品とプログラムを発表しました。

この発表は、ITの複雑さの増大や、IT予算の制約、持続可能性への緊急性の高まり、サイバー脅威の継続的な増加など、お客様が直面している重要な課題に対応するものです。NetAppの新しいASA （オール・フラッシュSANアレイ）Aシリーズは、最新のSANインフラストラクチャの導入を簡素化し、同時に確実な可用性と保証されたパフォーマンスを提供、コスト最適化と持続可能性を実現します。ランサムウェアに対するコストは2021年には200億ドル、2031年には2,650億ドルにも上ることが予測されています。世界的に企業や組織のランサムウェアに対するコストが引き続き上昇すると予測される中、NetAppは、ランサムウェア攻撃からのリカバリ保証プログラムも発表します。

NetAppの上級副社長兼エンタープライズ・ストレージゼネラル・マネジャーであるSandeep Singhは、「複雑化する世界において、企業や組織は基本としてシンプルさとセキュリティを求めるようになっています」と述べています。「ストレージ・テクノロジにおけるNetAppのリーダーシップは、大幅な運用の簡素化、ランサムウェアの脅威を管理し回復するための組込型セキュリティ、持続可能性とコスト最適化の目標を上回ることを保証されたフラッシュ・ストレージにより、お客様がデータ・ストレージの課題を解決できるよう支援します」と加えました。

NetAppの卓越したストレージ革新の歴史に基づき、今回新たにポートフォリオに加わる内容は次のとおりです。

NetApp ASA：モダンブロックストレージをよりシンプルに
20年以上にわたるデータストレージの専門知識と20,000を超えるSANワークロードのお客様との実績から生まれた、新しいブロックストレージ製品を発表します。この発表により、NetAppは、ユニファイドストレージにおけるリーダーシップを更に拡大しています。お客様はインフラストラクチャのサイロ化を解消し、構造化と非構造化データ環境をオンプレミスとクラウドの両方でよりシンプルに利用することができます。

NetAppのASA Aシリーズは、ビジネスクリティカルなアプリケーションとデータベースに対して、優れたパフォーマンス、拡張性、データ可用性、効率性、ハイブリッドクラウド接続を提供する、SANに特化したフラッシュストレージシステムの新しい製品シリーズです。

今回の発表で追加された機能やプログラムには以下が含まれます。

シックスナインデータ可用性保証 (99.9999%)*
NetApp 4:1 ストレージ効率化保証: NetApp ASAは、業界をリードする有効容量と使用容量をストレージ効率化保証プログラムを包含して提供
NetAppの持続可能性に対する取り組みに基づき、NetApp ASAは競合製品よりも最大50%の消費電力と二酸化炭素排出量削減を実現
完全なNVMeパフォーマンスフラッシュにより構成された最新のデータストレージ: NVMe/FC、NVMe/TCP、FC、iSCSIプロトコルに対応
継続的なデータアクセス: 通常、最もハイエンドのストレージアレイでのみ採用されるシンメトリック・アクティブ・アクティブ・アーキテクチャを、全てのASAアレイで対応
ストレージライフサイクルプログラム: 有効な保守サービス期間内において、3、4、5年ごとに最新のストレージ・コントローラーへの継続的なアップグレードを追加費用なく提供
統合されたデータ保護とハイブリッド・クラウド接続: 強化されたデータセキュリティ機能を、AWS、Azure、GCP環境にも拡張

「NetAppの最新のASA機能強化により、既存のミッション・クリティカルなデータベースの柔軟性が上がり、低価格でデータ効率も向上します」とUZ Leuven 社 ITマネジャー兼インフラ＆オペレーションのReinoud Reyndersは述べています。「新しく発表されたデータ可用性保証プログラムと効率化保証プログラムは、UZ Leuvenが継続的な成長を遂げるために、NetAppが良きパートナーであることを確信させてくれるものです」と加えました。

NetAppランサムウェアリカバリ保証プログラム
NetAppランサムウェアリカバリ保証プログラムは、ONTAPが備える主要な組み込みセキュリティ機能とランサムウェア保護機能のユニークな組み合わせに基づいています。ONTAPは、既知の悪意のあるファイルタイプを自動的にブロック、複数管理者の検証による不正管理者と悪意のあるユーザーのブロック、ストレージ管理者でさえも削除ができない改ざん防止スナップショットによるデータの保護を提供します。

業界をリードするONTAPのスタンドアローン・ランサムウェア保護技術により、攻撃の検出、緊急スナップショットの即座取得、数分での回復が実現できます。この比類のないテクノロジーの組み合わせにより、お客様はランサムウェア攻撃が発生した場合において、スナップショットからデータを確実に回復できるようになります。

NetAppまたはパートナー企業による支援を得てもなお、データをコピーから復元できない場合には、NetAppは補償を提供します*。

新しいNetApp ASAシリーズとNetAppランサムウェアリカバリ保証プログラムに加えて、今回の発表には、以下も含まれます。

ONTAP One: すべてのAFF、ASA、FASシステムで利用できる、ONTAPの全ての機能を包含し統合されたストレージソフトウェアです。また、NetAppは、ONTAP Oneに包含された機能を、有効な保守サポート契約期間内にある既存の導入済みシステムでも利用できるようにします。
ONTAP May 2023リリース: ランサムウェア保護機能と統合ワークロード管理機能を向上
StorageGRID 11.7 & StorageGRID SGF6112: ディザスタリカバリのための高度な機能、セキュリティとコンプライアンスに関するアップデート、ユーザーエクスペリエンスの簡素化などを備えたStorageGRIDソフトウェアの新バージョンを発表。これに加え、AI、アナリティクス、データレイクなど、急速に拡大する大量のデータを高い性能要件で処理する必要のあるオブジェクトワークロードをサポートするために、パフォーマンスと密度が向上した次世代オールフラッシュオブジェクトストレージアプライアンスを発表。
NetApp Advance: NetAppのお客様体験を向上する NetApp Advanceプログラムを拡張。購入者プログラムと保証プログラムをよりシンプルにし、ポートフォリオの選択肢を広げ、継続的にお客様のストレージ環境を確実なものに

「今回の発表は、NetAppにとって戦略的なものであると同時に、ESGが調査している「データセンターはなくならない」という事実にも合致しています」と、Enterprise Strategy Group社のプラクティス・ディレクターであるスコット・シンクレアは述べています。「データの需要は日々高まっており、NetAppのようなプレイヤーがこれを認識し、あらゆるところにイノベーションの必要性を見出しています。ユニファイド・ムーブメントの先駆者であり、ファイルのリーダーでもあるNetAppから、より多くのストレージ・オプションが登場することは素晴らしいことです」

*ご利用規約が適用されます

参考資料

NetAppについて
NetAppはグローバルなクラウド戦略で業界をリードする、Data-Centricなソフトウェア企業です。デジタル変革が加速する時代にデータを活用してリードする組織を支援します。クラウドでの開発、クラウドへの移行、オンプレミスでの独自のクラウドレベルのエクスペリエンス構築など、データセンターからクラウドまでのアプリケーションを最適な状態で実行できるシステム、ソフトウェア、クラウドサービスを提供しています。NetAppは、多様な環境にわたって機能するソリューションを通じて、組織が独自のデータファブリックを構築し、いつでもどこでも、必要なデータ、サービス、アプリケーションを適切なユーザにセキュアに提供できるようにしています。詳細については、www.netapp.comをご覧ください。また、Twitter、LinkedIn、Facebook、InstagramでNetAppをフォローしてください。

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