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ネットアップ、エネルギーコストの高騰とグローバル企業のサステナビリティ目標の高まりに対応する革新的なポートフォリオを提供

<本リリースに関するお問い合わせ先>
ネットアップ合同会社 広報
担当:池田
TEL: 03-6870-7400
E-mail:ng-pr-contact@netapp.com

自社では2030年までにスコープ3の温室効果ガス排出量を50%削減しスコープ1と2については科学的根拠に基づいた目標を設定

この資料は11月1日に米ネットアップが発表したプレスリリースの抄訳です。

米ネットアップ(本社:米国カリフォルニア州、CEO:ジョージ・クリアン)は11月1日、企業がハイブリッド マルチクラウド環境全体で二酸化炭素排出量を監視、管理、最適化するための新しい手法を提供します。また当社は、2030年までにGHGプロトコル Scope 3(サプライチェーンでの排出)排出量を50%削減します。またScope 1(自社で管理または所有する施設での排出)とScope 2(電力、熱、冷却の購入)の排出量について、科学的根拠を伴う目標として42%削減します。

NetApp INSIGHTで発表された新しいツールとリソースにより、企業や組織はお客様の要望を満たしながら、より効果的に二酸化炭素削減の目標を達成することができます。

  • 「NetApp BlueXP」
    ハイブリッド マルチクラウド環境において、すべてのアプリケーションとデータストレージのサービスを単一のコントロールプレーンに集約し、統一されたエクスペリエンスを提供。そして電力消費量レポートをダッシュボードで提供。これによりビジネスニーズと炭素効率のバランスを検討しながら、重要なデータの移動方法を決めることが可能
  • 「NetApp Cloud Insights Dashboard」
    ONTAPを搭載したストレージの電力使用量と温度をレポートする新機能。「NetApp Cloud Insights」はオンプレミスとクラウドすべての環境でコンピュートとストレージの使用状況を可視化、レポートし、無駄や非効率を見つけて対処することが可能。これによりコスト/廃棄物削減や排出量削減を実現するための情報に基づく意思決定を支援
  • ライフサイクルアセスメント(LCA)
    製品属性影響アルゴリズム(PAIA)手法を活用したCO2排出レポート。当社はストレージに特化したプロバイダとしては初めて、MITが主催する情報通信技術コンソーシアムであるPAIAに参加。本コンソーシアムに参加することで、当社は「EPEAT」「IEEE 1680.1」、フランスの製品ラベリングイニシアチブ「Grenelle」などの主要規格に準拠したLCAを作成することが可能
  • 4:1ストレージ効率保証
    SANワークロード向け4:1ストレージ効率保証は、より少ないストレージでより多くのデータを保存できるようにしながら、エネルギー使用量と温室効果ガス排出量を削減する保証。「AFF A」シリーズ、「AFF C190」「All SAN Array」「FAS500f」を含むすべてのONTAPオールフラッシュシステムを対象

さらに、当社製品とサービスのポートフォリオ全体を通じて、お客様のビジネスやサステナビリティの目標に応じたハイブリッド マルチクラウド環境を構築し、より持続可能なIT構造を実現するための全体的かつ包括的なアプローチを提供します。

  • 「NetApp Cloud Tiering」
    使用頻度の低いデータ(企業全体のデータ資産の60%以上を占める場合もあり)を、オンプレミスのONTAPストレージからクラウドに自動的かつシームレスに移行可能。また、データセンターに残す必要のあるデータは重複排除、圧縮、コンパクションし、必要なストレージの容量を削減可能。Cloud Tieringを導入することで当社ミッドレンジ ストレージのお客様は、5年間で二酸化炭素換算(CO2e)で最大56.3トンの排出を削減可能
  • 「NetApp Cloud Data Sense」
    AIを使用して、すべてのクラウドとオンプレミスのデータをマッピング/分類するデータカタログ/分類ソリューション。データを理解することで、例えばオンプレミスに存在するデータの中で、クラウドに移行するとデータセンターの使用エネルギーを削減できるコールドデータを特定するなど、より効果的な意思決定をしながらストレージコストの削減と持続可能性の向上を図ることが可能
  • 「NetApp Active IQ」(AIQ)
    オンプレミスに保管されている使用頻度/アクセスの高いデータのTCO(総所有コスト)を集計するAIOpsエンジン。「Cloud Tiering TCOツール」を使用して、クラウドへの移行で節約できるコストを計算可能
  • 「NetApp Harvest 2.0」「Grafana Dashboard for ONTAP」
    当社ハードウェアの消費電力をリアルタイムで把握。また、サイジング・構成ツール「NetApp Fusion」では、特定の構成による環境仕様を提供

米ネットアップ CEO ジョージ・クリアンのコメント
「私たちが直面している前例のない環境問題には、誰もが解決策の一翼を担うことが必要です。当社はサステナビリティを事業の戦略および業務上の優先事項に深く組み込んでいます。そしてお客様が二酸化炭素排出量を大幅に削減できるように、エネルギー効率の高いテクノロジとソリューションを開発し続けることを固く決意しています。当社は2030年までにScope 3の温室効果ガス排出量を50%削減するという、大胆ですが達成可能な目標を設定し、自社事業における持続可能な取り組みを拡大します」

米ネットアップ 社長 セザール・セヌーダのコメント
「二酸化炭素排出量を削減する改善点をより正確に把握するためには、ハイブリッド マルチクラウド環境の持続可能性と効率性の状態を可視化し、分析する必要があります。当社は製品ポートフォリオで継続的にイノベーションに取り組み、脱炭素化への取り組みも行っています。これらを組み合わせることで、お客様のサステナビリティ目標を達成するためのコスト削減、効率的な運用、そして排出量に基づく意思決定を支援します」

当社のESG(環境、社会、ガバナンス)に対する取り組みとリーダーシップは、EcoVadisをはじめとする外部の専門家からも評価されており、このほどGoldランクを獲得しました。EcoVadisは環境、労働、人権、倫理、持続可能な調達の各要素について、調査結果をもとにサプライヤの評価を提供しています。EcoVadisが評価した全企業の中で、Goldランクを獲得した企業は上位7パーセントです。

当社は米国環境保護庁が推進するデータセンター向けストレージの「ENERGY STAR」プログラムの創設メンバーです。「NetApp AFF」「FAS」「E-Series」データストレージ システムなど、複数のストレージシステムがENERGY STAR 2.1製品として認証されています。

当社は、3回目となる「ESGインパクトレポート」を今年中に発行する予定です。この報告書には、2022年4月30日に終了する会計年度のグローバル事業におけるESG戦略、活動、進捗状況、指標、実績が記載されています。

参考資料

本資料に記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

ネットアップについて
ネットアップはグローバルなクラウド戦略で業界をリードする、Data-Centricなソフトウェア企業です。デジタルトランスフォーメーションが加速する時代において、データを活用してビジネスをリードする企業や組織を支援します。クラウドでの開発、クラウドへの移行、オンプレミスでの独自のクラウドレベルの環境構築など、データセンターからクラウドまでのアプリケーションを最適な状態で実行できるシステム、ソフトウェア、クラウド サービスを提供しています。ネットアップは、多様な環境にわたって機能するソリューションを通じて、企業や組織が独自のデータファブリックを構築し、いつでもどこでも、必要なデータ、サービス、アプリケーションを適切なユーザに安全に提供できるようにしています。詳細については、www.netapp.com/ja をご覧ください。ネットアップ合同会社はネットアップの日本法人です。

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