AIポートフォリオを拡充し「NVIDIA DGX SuperPOD」、「NetApp ONTAP AI」統合ソリューション、「NVIDIA DGX Foundry」インスタントAI インフラを追加
この資料は米ネットアップ社が5月10日に発表したプレスリリースの抄訳です。
米ネットアップ(本社:米国カリフォルニア州、CEO:ジョージ・クリアン)は、「NetApp EF600」オールフラッシュNVMeストレージと「BeeGFS」パラレルファイルシステムを組み合わせた当社ソリューションが「NVIDIA DGX SuperPOD™」に認定されましたのでお知らせします。これにより、AIとハイパフォーマンス コンピューティング(HPC)インフラの導入作業を簡素化できるとともに、実装も迅速に行えるようになります。
当社とNVIDIAは2018年からAI分野の協力を行い、これまでにAIの開発・運用を担う「AI Centers of Excellence」の組織構築や、大規模AI学習モデル構築などに向けた数百ものソリューションを提供してきました。今回DGX SuperPOD認定を受けたNetApp EF600とBeeGFSファイルシステムは、両社が開発してきたAIソリューションの最新ラインアップとなります。
米ネットアップ社 ソリューション&アライアンス担当副社長フィル・ブラザートンのコメント
「ネットアップとNVIDIAのアライアンスは長年にわたって業界をリードするイノベーションを提供してきましたが、今回新たに認定されたNVIDIA DGX SuperPODはその勢いをさらに強くするものです。いまパフォーマンスとデータの需要が爆発的に増加しています。こうした中で「ONTAP AI」プラットフォームと「DGX Foundry」 AIサービスを組み合わせたNVIDIA DGX SuperPODをご利用いただくことにより、お客様は最高クラスのAIモデル学習インフラの利便性を享受し、両社がこれをサポートします」
NVIDIA DGXシステム担当副社長チャーリー・ボイル氏のコメント
「AIとHPCで新たなビジネスを構築しようとする企業・組織は、インフラを構築する際にパフォーマンス、柔軟性、選択肢を重要視します。ネットアップとの提携により、AI Centers of Excellenceを構築するお客様はNVIDIA DGX SuperPODにネットアップのストレージを選択できるようになり、NVIDIA DGX Foundryを通じて、ホスト型インフラとして利用できるものと同様の最先端プラットフォームを利用できるようになりました」
米ウィチタ州立大学(カンザス州)
Industry Engagement & Applied Learning担当副学長 トニア・ウィザスプーン氏のコメント
「私たちがネットアップ、NVIDIAとの協力の元、NVIDIA DGXシステムでHPC/AI Center of Excellenceを構築できることを嬉しく思っています。これで応用学習の学生がスーパーコンピューティングとHCIを体験できるようになります。ネットアップはイノベーションキャンパスにおけるデジタル ファブリックの肝であり、この素晴らしい空間で次世代の人材を育成することが待ち遠しいです」
AIインフラソリューションの幅広いポートフォリオ
NVIDIAの技術を活用した当社ソリューションのポートフォリオには、「ONTAP AI」のような現場で実証済みのリファレンス アーキテクチャの他、調達・導入が容易な事前設定済みの統合ソリューションがあります。
そして「NVIDIA DGX Foundry」は、「NVIDIA Base Command」ソフトウェアを搭載しており、サブスクリプションモデル「NetApp Keystone Flex Subscription」で利用できます。この組み合わせにより、高度なAI開発体験を必要とする企業やそのデータサイエンティストは、世界最高水準のホスト型インフラソリューションを利用できるようになりました。
また、DGX SuperPODのパワーをネットアップのストレージと組み合わせてオンプレミスで活用してAI Center of Excellenceを構築することも可能になります。
当社はNVIDIAと共同で、金融サービス、医療、製造、小売、高等教育、官公庁など、さまざまな業界向けにカスタマイズしたソリューションも提供しています。両社はこれまでもAIジャーニーに乗り出すお客様向けに導入・運用のアイデアワークショップを開催して支援してきました。
IDC AI/Automation Research & Advisory担当グループバイスプレジデント リトゥ・ジョティ氏のコメント
「AIのライフサイクルは、開発スタックの上部に移動してインフラ管理から離れたため、AIユースケースを展開するためのインフラ構築を簡単な作業で行えるようにするソリューションやサービスの必要性が高まっています。DGX SuperPODは、このニーズに対応する両社のパートナーシップから生み出された最新ソリューションであり、ネットアップは、データ管理の課題が何であるかにかかわらず、顧客の解決に貢献できる立場にあります」
参考情報:
- ネットアップブログ(英語): https://www.netapp.com/blog/netapp-hybrid-cloud-storage-nvidia-dgx-superpod/
- AI関連サービス: https://www.netapp.com/ja/artificial-intelligence/
ネットアップについて
ネットアップは、データを中心に考えながらグローバルなクラウド戦略で業界をリードする企業です。DXが加速するいま、データを活用してビジネスをリードしようとする企業や組織を支援します。クラウドでの開発、クラウドへの移行、オンプレミスでのクラウドレベルの環境構築など、データセンターからクラウドまでのアプリケーションを最適な状態で実行できるシステム、ソフトウェア、クラウド サービスを提供しています。こうした多彩な環境にわたって機能するソリューションを通じて、企業や組織が独自のデータファブリックを構築し、いつでもどこでも必要なデータ、サービス、アプリケーションを、適切なユーザに安全に提供できるようにしています。詳細は www.netapp.com/ja をご覧ください。ネットアップ合同会社はネットアップの日本法人です。
<本リリースに関するお問い合わせ先>
ネットアップ合同会社 広報 担当:池田
TEL: 03-6870-7300 E-mail:ng-pr-contact@netapp.com
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