レイテンシ100マイクロ秒の高度なパフォーマンスでハイブリッド マルチクラウド環境に対応
ネットアップ合同会社(本社:東京都中央区、代表執行役員社長:中島シハブ・ドゥグラ、以下:ネットアップ)は、オールフラッシュ ストレージ アレイ「AFF Aシリーズ」の最上位モデル「NetApp AFF A900」(以下A900)を2022年1月下旬から発売します。
本製品は当社ストレージOS「NetApp ONTAP Enterprise Edition」※(以下ONTAP Enterprise Edition)を搭載し、ビジネスに不可欠な大規模データベースやアプリケーション向けに、最高のデータストレージ性能 、データ可用性、セキュリティと信頼性を提供します。また、オンプレミスからクラウドまでハイブリッドクラウド環境にも対応していますので、事業環境の変化に素早く対応できる柔軟なデータインフラを構築することができます。
AFF A900 イメージ画像
A900は、現在提供しているA700の後継モデルです。レイテンシは約100マイクロ秒で、A700の同じプロトコルと比較してパフォーマンスが最大50%向上しました。また、ストレージシステムとして初めてNVMe/TCPを採用し、最新のネットワーク接続を利用することができます。さらにA900はONTAP Enterprise Edition をバンドルして販売します。ONTAP Enterprise EditionはSAN、NAS、NVMe-oF、S3のプロトコルをサポートし、大規模なビジネス ワークロードのストレージシステムに求められる高いパフォーマンス、早期復旧機能、データ保護機能を備えています。そして世界で猛威を振るうランサムウェアに対して、最先端のアンチランサムウェア機能をオプションで用意するなど、企業が求めるすべてのコンポーネントをパッケージにして提供します。ONTAPは世界で多く利用されているパブリッククラウドと緊密に連携していますので、A900との組み合わせにより、企業システムを必要に応じてさまざまなクラウドに拡張することができます。
※ ONTAP Enterprise Edition:マルチプロトコルのサポート、キャッシュ/クローン、高度なデータ保護機能を含むエンタープライズワークロード向けパッケージ
【AFF A900 の主な機能】
- 業界をリードする高度なパフォーマンス
- Oracle、SAP HANA、Microsoft SQL Server、仮想化アプリケーションなど、重要なエンタープライズデータベースの管理に高い操作性を提供。レイテンシは約100マイクロ秒で、A700の同じプロトコルと比較してパフォーマンスが最大50%向上
- ストレージシステムとして初めてNVMe/TCPを採用し、新たなハードウェアを導入せずに最新のネットワーク接続を利用可能。また、SAN、NAS、オブジェクトストレージのマルチプロトコルを統合サポートすることで信頼性を高め、パフォーマンスのチューニングとサポートコストを削減しながら、お客様が求めるストレージのニーズに最大限の選択肢を提供
- クラス最高のデータセキュリティ
ONTAP Enterprise Editionと新機能「Anti-Ransomware Suite」を組み合わせて利用することで、ネットワークに対する先制攻撃と被害からの早期復旧に対応し、壊滅的なデータ損失と関連コスト発生を防止 - A700から無停止でアップグレード
A700をご利用いただいているお客様はシステムを停止することなくコントローラーを差し替えるだけでA900にアップグレード可能。ONTAPはファームウェアを自動的にアップデートするため管理者の手間をかけずに運用可能。また、サブスクリプションモデル「NetApp Keystone」をA900でも利用できるため、運用面だけでなくコスト面でも柔軟に利用可能
製品概要
製品名: | NetApp AFF A900 |
発売日: | 2022年1月下旬 |
対応プロトコル: | SAN / NAS / NVMe-oF / S3 |
最大容量: | 3.6 PB(NVMe)
14.7 PB(SAS) |
製品シリーズ紹介Webサイト: | https://www.netapp.com/ja/data-storage/aff-a-series/ |
ネットアップ合同会社 代表執行役員社長 中島シハブのコメント
「オンプレミスでビジネスアプリケーションやデータベースを運用している企業では、最も安全なデータ可用性を備えた最高性能のストレージシステムが求められています。AFF A900とONTAP Enterprise Editionにより、これらの企業はネットアップの先進的なハイブリッド マルチクラウド ソリューションを活用して、ビジネスニーズに合ったデータと管理をパブリッククラウドに効率的に拡張できるようになります」
米調査企業IDC エンタープライズインフラストラクチャ担当 リサーチバイスプレジデントエリック バーグナー氏のコメント
「重要なビジネスアプリケーションや膨大なエンタープライズデータ管理のワークロードの価値が今後数年間上昇し続ける中(IDCエンタープライズインフラストラクチャワークロード予測、2021-2025年)、企業はパフォーマンス、セキュリティ、そしてこれらのワークロードをクラウドに簡単に移動・拡張できる運用の簡便性を求めるようになるでしょう。ネットアップのA900やONTAP Enterprise Editionなどの製品によって、企業は最先端のビジネスアプリケーションやデータベースをオンプレミスで確実かつ安全に実行したり、任意のクラウドに簡単に拡張したりすることができます」
ネットアップについて
ネットアップはグローバルなクラウド戦略で業界をリードする、Data-Centricなソフトウェア企業です。デジタルトランスフォーメーションが加速する時代において、データを活用してビジネスをリードする企業や組織を支援します。クラウドでの開発、クラウドへの移行、オンプレミスでの独自のクラウドレベルの環境構築など、データセンターからクラウドまでのアプリケーションを最適な状態で実行できるシステム、ソフトウェア、クラウド サービスを提供しています。ネットアップは、多様な環境にわたって機能するソリューションを通じて、企業や組織が独自のデータファブリックを構築し、いつでもどこでも、必要なデータ、サービス、アプリケーションを適切なユーザに安全に提供できるようにしています。詳細については、www.netapp.com/ja をご覧ください。ネットアップ合同会社はネットアップの日本法人です。
<本リリースに関するお問い合わせ先>
ネットアップ合同会社 広報 担当:池田
TEL: 03-6870-7300 E-mail:ng-pr-contact@netapp.com
この資料に記載されている内容は発表時点のものです。
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