※本リリースは米国時間11月20日にNetApp本社が発表した英文リリースの抄訳です。
ネットアップとGoogle Cloudは、緊密に統合されたエンタープライズクラスのデータ サービスとソリューションをGoogle Cloudに展開し、データの活用に取り組むお客様を支援します。
カリフォルニア州サニーベール- 2019年11月20日 - ハイブリッド クラウド環境におけるデータ管理のオーソリティ、ネットアップ(NASDAQ:NTAP)とGoogle Cloudは、NetApp® Cloud Volumes Service、NetApp Cloud Volumes ONTAP® for Google Cloud、およびNetApp HCIにおけるAnthosのサポートを一般提供すると発表しました。このサービスとソリューションは、企業があらゆるハイブリッド環境でイノベーションに注力できるように支援するためのものです。
企業は、クラウドの即応性と効率性のメリットを活用しようとしています。それには、データが保護され、規模に関係なく正しい場所に適切なコストで配置されることを確信できなければなりません。この目標を達成するため、企業はハイブリッド マルチクラウド環境への移行に伴い、最大限の柔軟性を提供するデータ ファブリックを構築しています。ネットアップとGoogle Cloudを活用すれば、Google Cloud向けの最適化と検証を受けた、緊密に統合されたエンタープライズクラスのデータ ソリューションを通じて、お客様はデータの価値を最大限に引き出すことができます。
IDCでクラウド インフラ サービスを担当するリサーチ ディレクター、Deepak Mohan氏は次のように述べています。「IDCの調査によると、クラウド環境に展開されるエンタープライズ ワークロードの割合は増え続けていますが、いずれのワークロードもストレージ パフォーマンスに依存し、ガバナンスや自動化、データ モビリティを可能にするツールへの優先度を高めています。Google Cloudで実行されるネットアップのエンタープライズ データ サービスを利用すれば、きわめて負荷の高いワークロードのサポートに必要なパフォーマンスと機能が実現し、オンプレミスとパブリック クラウド環境にわたって直ちにイノベーションを促進できます」
グローバル エコシステムを担当するGoogle Cloudの副社長、Kevin Ichhpurani氏は次のように述べています。「ネットアップとのパートナーシップ拡大により、Google Cloudでネットアップ ソリューションを一般提供できるようになりました。お客様はこのソリューションを利用して、ハイブリッド環境やマルチクラウド環境を構築することができます。さらに、ネットアップの検証済みHCIにAnthosを導入するオプションを利用できるようになり、Anthosを実行可能なオンプレミス ハードウェア ソリューションの選択肢が増えました」
ネットアップのデータ サービスとソリューションは、オンプレミスからハイブリッド環境やマルチクラウド環境へ移行する際の効果的な管理に役立ちます。
ネットアップでクラウド データ サービス事業担当のシニア バイス プレジデント兼ゼネラル マネージャーを務めるAnthony Lyeは、次のように述べています。「ネットアップは、パブリック クラウドに期待されるメリットがお客様にもたらされ、クラウドでイノベーションとビジネス成果を推進できるようにするという使命を掲げています。その使命は、Google Cloudがオンプレミスとオフプレミスで追求しているアプローチと付合するのです。ネットアップのパワフルなエンタープライズ データ サービスとソリューションをGoogle Cloud環境に緊密に統合することで、高度なデータ管理機能とかつてないパフォーマンスが実現し、企業は、アプリケーション開発、分析、機械学習の分野におけるGoogle Cloudの革新的なリーダーシップを存分に活用することが可能となります。」
今回発表した新しいサービスとソリューションは次のとおりです。
NetApp Cloud Volumes ServiceおよびCloud Volumes ONTAP for Google Cloudの一般提供
- NetApp Cloud Volumes Service for Google Cloudは、クラウドネイティブのGoogle Cloud統合ファイルサービスです。ビジネス クリティカルなアプリケーションを効率的に実行するために必要なパフォーマンス、可用性、セキュリティを備えているため、お客様は自信を持って本番ワークロードをGoogle Cloudで実行できます。
- さらに今回、世界中でNetApp Cloud Volumes ONTAP for Google Cloudの一般利用が可能になりました。Google Cloudおよびハイブリッド マルチクラウド環境で強化されたデータ保護、ストレージ効率、モビリティを実現することにより、エンタープライズ クラウドへの移行を促進する最先端のデータ管理ソリューションです。
「ImpactのPartnership Cloud™は業界をリードするパートナーシップ自動化SaaSソリューションで、エンタープライズ パートナーシップ管理に自動化を導入することで企業の成長を促しています。Cloud Volumes Service for Google Cloud Platformにより、即応性と柔軟性に優れたエンタープライズクラスの顧客向けプラットフォームを簡単にすぐ開発することができました。これで当社のお客様は、パートナーシップのライフサイクル全体を改善し、収益を最適化できます」(Impact 最高技術責任者 Roger Kjensurd氏)
「Cephスタックを自社で維持するという頭の痛い問題を解消するため、CephFSに代わる適切なファイルシステムをずっと探していました。いくつもの代替案を試しましたが、拡大を続ける機能セット、信頼性、価格の面で、NetApp Cloud Volumes Serviceが最高の評価でした。また、ネットアップが提供するサービス サポートは、すべてのカテゴリでずば抜けていました」(Prowler.io 運用担当シニア エンジニア Aleem Shah氏)
NetApp HCI for Google Cloud Anthosの登場
NetApp HCIは、プライベート クラウドをマルチクラウドの導入可能な構成要素に変革する、拡張性に優れたオンプレミス ハイブリッド クラウド インフラです。今回、NetApp HCIとGoogle CloudのAnthosとの相互運用性が検証され、Anthosに対応する真のエンタープライズクラス プラットフォームに安心してアプリケーションを導入し、実行できるようになりました。
主な機能
- これまでにないハイブリッド クラウド構築機能:ネットアップが全面的なサポートを提供するオープン ソース プロジェクト、NetApp Tridentにより、Google Cloud、Anthos、オンプレミスのNetApp HCIを結び付ける複雑なハイブリッド クラウド環境のオーケストレーションを行えます。
- 柔軟性の向上:企業は、ビジネス要件を満たすための必要に応じて、コンピューティングまたは容量を個別にオンデマンドで拡張し、追加できます。
- 選択肢の増加:Anthos、Kubernetes、VMware、NetApp Kubernetes Serviceなど、主なアプリケーション プラットフォームから幅広く選択できます。
関連資料
- 本日の発表について詳しくは、こちらをご覧ください。
ネットアップ合同会社について
ネットアップ合同会社は、ハイブリッド クラウドのデータに関するオーソリティです。クラウド環境からオンプレミス環境にわたるアプリケーションとデータの管理を簡易化し、デジタル変革を加速する包括的なハイブリッド クラウド データ サービスを提供しています。グローバル企業がデータのポテンシャルを最大限に引き出し、お客様とのコンタクトの強化、イノベーションの促進、業務の最適化を図れるよう、パートナー様とともに取り組んでいます。詳細については、www.netapp.com/jpをご覧ください。
<本リリースに関するお問い合わせ先>
ネットアップ合同会社 広報 担当:高山
TEL: 03-6870-7300 E-mail:ng-pr-contact@netapp.com
NetApp、NetAppのロゴ、www.netapp.com/jp/legal/netapptmlist.aspxに記載されているマークは、NetApp, Inc.の商標です。その他の会社名と製品名は、それを所有する各社の商標である場合があります。