AI対応のNetApp Active IQと新登場の仮想サポート アシスタントElioにより、オンプレミスとクラウドでデータ ファブリックの価値を最大化
2017年11月17日 - 当資料は、2016 年10月3日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳版です。
米国NetApp(本社:カリフォルニア州サニーベール、NASDAQ: NTAP、以下NetApp)は、自社で保有する膨大なナレッジ ベース、予測分析、プロアクティブなサポート、コグニティブ コンピューティングによって顧客に情報が提供される、人工知能(AI)に対応したNetApp®仮想サポート アシスタントであるElioと、同じくAIを活用したクラウドベースの分析ツールであるNetApp Active IQ®を発表しました。これらはネットアップに蓄積されたサポートナレッジをベースとし、仮想サポートアシスタントなどの“デジタル体験”を実現し、顧客の運用効率を高めます。
これらを活用することで、サポート情報を容易に取得し、業務時間をインフラ管理ではなく、より有益な活動に利用できます。
(ElioとActive IQは英語のみの対応となります。)
データはあらゆるビジネスにとって重要であり、スムーズに流れるインフラを整備することで、デジタル変革を加速することができます。しかし、データから価値を引き出すためには、基盤となるITインフラ上で高速にデータの流れを管理することが必要です。企業は、自社のリソースを活用して動的に分散している多種多様なデータの流れをコントロールする方法を模索しています。NetAppは、自社のユーザー コミュニティのナレッジを基盤とする予測分析、コグニティブ コンピューティング、プロアクティブなサポートを通じて、企業のITインフラの効率的な活用や、課題の解決を目指します。
NetAppの提唱する次世代のデータ管理ビジョンであるデータ ファブリックを構成する、全世界30万点以上のストレージソリューションから日々自動収集される数十億規模のデータなど、大規模なユーザーベースは、業界をリードする情報の源泉です。すぐさまビジネスに活用できる情報を提供するために、クラウドベースの分析により、この膨大なデータから有益な推測が可能です。Elioのベースとなるコグニティブ コンピューティングとActive IQの機械学習機能を、すべてのネットアップのシステムに搭載しました。
新しいサービス/ソリューション/ソフトウェアは以下の通りです。
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Elioによるデジタル サポート:IBMのWatson®をベースにしたサポートサービスです。NetApp Supportに寄せられるストレージの課題などの履歴から得られる知見や、コグニティブ コンピューティングを通じて、継続的にAIが学習することで、仮想サポート アシスタントであるElioが従来より最大4倍もの速さで最適な解決策を提示します。このサポートには下記の内容が含まれます。
- モバイルを含む管理ツールから、Elioのチャット サポートへの24時間アクセスできます
- ネットアップの技術リソースにブラウザなどの検索エンジンからアクセスできるため、情報確認のためにサポート サイトにログインする必要がありません
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NetApp Active IQ:予測分析とプロアクティブなサポートを組み合わせたクラウドベースの分析機能を活用して、具体的な対策を取ることができます。インサイトに基づいた対策により、ストレージ効率やコンプライアンス設定を強化するとともに、故障予測による部品交換や、パフォーマンスを維持するためのアップグレードの推奨により、リスクを低減できます。
- 新しい機能として、リスク アドバイザー、ストレージ効率アドバイザー、相互運用性アドバイザーを提供
- コミュニティの情報も活用し、Active IQがすべてのネットアップ製品向けに豊富な予測分析を提供
- オンプレミスやクラウドを問わず、データ ファブリック全体の状態を、単一のビューで可視化
24時間いつでも、モバイルを含む管理ツールやブラウザから、必要なタイミングに必要な場所で顧客に回答するオムニチャネル サポートを提供します。Elioは、Watsonテクノロジーを活用してユーザーと自然言語でコミュニケーションを行い、質問にも回答します。そして、プロアクティブかつ自動化された分析機能により、顧客ごとの環境に合わせた提案をアドバイスすることで、効率を向上させます。
Active IQがパフォーマンスに関する障害の予測や検出を行い、推奨構成を提案することで、Amazon Web ServicesやMicrosoft Azureを含むハイブリッド クラウド環境全体でデータ インフラを最適化できるようになります。加えて、Active IQが提案する推奨や対策案を活用することで、企業は問題が発生する前にトラブルに対処できます。
ネットアップの最新情報を紹介するNetApp Innovation 2018を開催
ネットアップは、今回発表したAI対応のElioやActive IQを含む最新のソリューションを紹介する年次イベント「NetApp Innovation 2018 ~Change the World with Data~」を、2017年11月30日(木)に東京、2017年12月8日(金)に大阪でそれぞれ開催します。当イベントでは、「ハイブリッド クラウドの力を利用」、「次世代データセンターの構築」、「データ管理を通したストレージの最新化」の3つのテーマのもと、企業がデジタル トランスフォーメーションを実現するための最新の製品・ソリューション・サービスをご紹介します。
基調講演には米国NetAppやネットアップ株式会社の幹部が登壇し、ネットアップが提唱する新時代のデータ管理ビジョンであるデータ ファブリックの実現に向けた最新の取り組みを紹介するほか、ユーザー企業各社に登壇いただき、最先端のネットアップ活用事例をご紹介いただきます。また、個別セッションや展示、そしてハンズオン セッションなどを通じて、ネットアップならびにパートナー各社の最新情報やデータ管理トレンドを紹介いたします。イベントの詳細は各イベントWebサイトをご参照ください。
NetApp Innovation 2018 Tokyo
開催日:2017年11月30日(木)
会場:ANAインターコンチネンタルホテル東京)
イベントWebサイト: https://www.event-site.info/nai2018tokyo/
NetApp Innovation 2018 Osaka
開催日:2017年12月8日(金)
会場:グランフロント大阪・ナレッジキャピタル
イベントWebサイト: https://www.event-site.info/nai2018osaka/
イベントに関する最新情報はネットアップのFacebookやTwitterで随時更新されていますので、併せてご参照ください。
【提供開始時期と価格について】
NetAppのサポート契約を締結済みの顧客は、ElioとActive IQを利用でき、また、対象となる製品に追加料金なしで搭載できます。対象となる製品は、NetApp All Flash FAS(AFF)、FAS、SolidFire®、AltaVault™、Eシリーズ、EFシリーズ、StorageGRID®、ONTAP® Cloud、ONTAP Selectです。
(ElioとActive IQは英語のみの対応となります。)
ネットアップ株式会社について
世界中の組織が、データを管理、保存するソリューションとして、ネットアップのソフトウェア、システム、サービスに信頼を寄せています。顧客は自社の現在、そして将来の成功のために、ネットアップのチームワーク、専門性、情熱を評価しています。ネットアップ株式会社は米NetApp, Inc.の日本法人です。製品、ソリューション、サービスの詳細に関しては、www.netapp.com/jp をご覧ください。
本リリースについてのお問い合わせ先
ネットアップ株式会社
担当: 篠木 隆一郎
TEL: 03-6870-7300
FAX: 03-6870-7301
E-Mail: xdl-pr-contact@netapp.com
ウェーバー・シャンドウィック(ネットアップ広報代理)
担当: 木下/川上
TEL: 03-5427-7328
FAX: 03-5427-7322
E-Mail: netapp_japan@webershandwick.com
NetApp、NetAppロゴ、またwww.netapp.com/jp/legal/netapptmlist.aspxに記載されている名称は、米国および他の国におけるNetApp, Inc.の登録商標です。その他全てのブランド名や製品名は、それを所有する企業の商標または登録商標であり、法律によって保護されています。