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兵庫県が統合インフラFlexPod®で自治体向けシステム基盤の 物理ケーブル大幅削減と省スペース化を実現

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オールフラッシュ構成のFlexPodも活用し、VDI基盤向けに優れたIOPSを提供

2017年11月16日 - ネットアップ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:岩上 純一、以下ネットアップ)は、兵庫県が、県内の自治体および外郭団体の業務を支えるITインフラの共通システム基盤に、事前検証済みの統合インフラソリューションであるFlexPod®を採用したことを発表しました。

兵庫県では、シスコシステムズのUCSブレードサーバ、Nexusスイッチ、そしてネットアップのストレージなどで構成されるFlexPodを導入したことで、基盤構築に要する期間を短縮化、ネットワークの物理ケーブルの数を従来の1/10に大幅削減すると同時に、設置面積も従来の1/2になるなど省スペース化も実現しています。また、総務省の「自治体情報システム強靭性向上モデル」に基づくWeb分離を実現すべく導入されたVDI基盤にはオールフラッシュ構成のFlexPodを採用し、想定以上の応答性能と安定性を実現しています。

兵庫県は、運用経費の節減や業務の効率化に向けて、県内の自治体および外郭団体などの業務を支えるシステム基盤として運用してきた汎用機から、Linux KVMベースの仮想化環境によるオープン系システム共通基盤へと順次移行しています。そして、このオープン系システム共通基盤の運用開始から5年が経過したことを受け、オープン系システム共通基盤の課題を精査したところ、特にネットワーク構成に大きな課題があることが分かりました。

具体的には、プライベートIPアドレスのセグメントが既存ネットワークと異なるために踏み台を設ける必要があったり、Web /業務/管理/開発/ SAN(iSCSI)などに細分化されたために物理ケーブルも膨大な本数となり、フリーアクセスの床下空間が塞がれて、床下空調に支障をきたす事案が発生していました。さらに、当時採用していたストレージは、負荷が高くなるとNFSマウントが解除されてしまうといった課題もありました。そこで、兵庫県はシステム基盤の環境更新に際して、新しいシステム基盤に以下の要件を求めました。

  • ネットワークはセグメントを物理ケーブル レベルでなく仮想的に分割
  • 10GbEの導入による、ネットワーク ケーブルの物理的集約

兵庫県は、これらの要件を満たし、同時に、サーバNICからストレージまで論理的に設定可能であることや運用負担の軽減も含めた費用対効果などを評価して、FlexPodの採用を決定しました。FlexPod導入メリットは以下の通りです。

  • 事前検証済みのFlexPodの採用により、共通基盤の構築期間を短縮
  • ネットワークの物理ケーブルの数が、従来の共通基盤に比べて1/10へと大幅に減少
  • 高密度にサーバを集積したUCSブレードサーバの採用により、ラック専有スペースが従来の約1/2に省スペース化

兵庫県では、オープン系システム共通基盤更新の成果を受け、総務省の「自治体情報システム強靭性向上モデル」に基づくWeb分離を実現すべく導入されたVDI基盤など、その他のシステム基盤整備においてもFlexPodの採用を進めています。今後は、FlexPod上の仮想環境とも相性が良いIaaSを中心に、システム停止時の影響が比較的小さい一般業務系のシステムを最適化したうえで、パブリッククラウドの活用を拡大していく方針です。

本事例の詳細については、以下のWebサイトをご参照ください。
www.netapp.com/jp/media/cs-hyogoken.pdf

ネットアップの最新情報を紹介するNetApp Innovation 2018に兵庫県も登壇
ネットアップは、今回発表した兵庫県やネットアップのソリューションを活用した事例に加え、最新ソリューションを紹介する年次イベント「NetApp Innovation 2018 ~Change the World with Data~」を、2017年11月30日(木)に東京、2017年12月8日(金)に大阪でそれぞれ開催します。今年で当イベントでは、「ハイブリッド クラウドの力を利用」、「次世代データセンターの構築」、「データ管理を通したストレージの最新化」の3つのテーマのもと、企業がデジタル トランスフォーメーションを実現するための最新の製品・ソリューション・サービスをご紹介します。

基調講演には米国NetAppやネットアップ株式会社の幹部が登壇し、ネットアップが提唱する新時代のデータ管理ビジョンであるデータ ファブリックの実現に向けた最新の取り組みを紹介するほか、ユーザー企業各社に登壇いただき、最先端のネットアップ活用事例をご紹介いただきます。また、個別セッションや展示、そしてハンズオン セッションなどを通じて、ネットアップならびにパートナー各社の最新情報やデータ管理トレンドを紹介いたします。イベントの詳細は各イベントWebサイトをご参照ください。

NetApp Innovation 2018 Tokyo
開催日:2017年11月30日(木)
会場:ANAインターコンチネンタルホテル東京)
イベントWebサイト: https://www.event-site.info/nai2018tokyo/

NetApp Innovation 2018 Osaka
開催日:2017年12月8日(金)
会場:グランフロント大阪・ナレッジキャピタル
イベントWebサイト: https://www.event-site.info/nai2018osaka/

イベントに関する最新情報はネットアップのFacebookTwitterで随時更新されていますので、併せてご参照ください。

ネットアップ株式会社について
世界中の組織が、データを管理、保存するソリューションとして、ネットアップのソフトウェア、システム、サービスに信頼を寄せています。顧客は自社の現在、そして将来の成功のために、ネットアップのチームワーク、専門性、情熱を評価しています。ネットアップ株式会社は米NetApp, Inc.の日本法人です。製品、ソリューション、サービスの詳細に関しては、www.netapp.com/jp をご覧ください。

本リリースについてのお問い合わせ先
ネットアップ株式会社
担当: 篠木 隆一郎
TEL: 03-6870-7300
FAX: 03-6870-7301
E-Mail: xdl-pr-contact@netapp.com

ウェーバー・シャンドウィック(ネットアップ広報代理)
担当: 木下/川上
TEL: 03-5427-7328
FAX: 03-5427-7322
E-Mail: netapp_japan@webershandwick.com

NetApp、NetAppロゴ、またwww.netapp.com/TMに記載されている名称は、米国および他の国におけるNetApp, Inc.の登録商標です。その他全てのブランド名や製品名は、それを所有する企業の商標または登録商標であり、法律によって保護されています。

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