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Ansibleとは

Ansibleは、ストレージ、サーバ、ネットワークを自動化する構成管理プラットフォームです。Ansibleを使用してこれらのコンポーネントを設定すると、複雑な手動タスクが反復可能となり、エラーへの脆弱性が低減します。

Ansibleの仕組み

Ansibleは、多数のITリソースをキャプチャし、初日からマルチティア環境をサポートすることで、IT自動化を簡易化します。Ansibleは、システムごとの管理を要求することなく、複数のシステムにわたるリソースを統合して、単一のプラットフォームから管理します。コード、ライフサイクルおよび変更は、インベントリ、プレイブックおよびロールを通じて管理できます。

Ansibleのような構成管理システムは、複数のコンポーネントで構成されています。管理対象のシステムには、サーバ、ストレージ、ネットワーク、ソフトウェアなどが含まれます。これらが構成管理システムの対象です。このようなシステムを既知の定まった状態に維持することが目的です。構成管理システムのもう1つの側面は、システムの理想的な状態の記述です。構成管理システムの3つ目の主要な側面は、ターゲット システムとソフトウェアが理想の状態で維持されるようにする自動化ソフトウェアです。

Ansibleを使用することで、構成にかかる時間や導入開始までの時間を大幅に短縮します。Ansibleのエージェント要らずで学習しやすい構成管理アプローチにより、同システムはIT管理者のお気に入りです。

NetApp® ONTAP® ソフトウェアとElement® OS向けのAnsibleモジュールを使用すれば、インフラの自動化をさらに強化できます。ネットアップのお客様は、Ansibleモジュールを活用することで、インフラやアプリケーションの複雑な導入を簡易化し、簡易なボリュームの作成を自動化できます。

Ansibleのメリット

シンプルな自動化 

Ansibleは、インストールと設定が簡単な使いやすいプラットフォームで、非常に速い学習速度を備えています。30分以内に、特定の問題を解決するためにシステムをインストールして設定し、サーバに対してアドホック コマンドを実行することができます。例えば、夏時間の調整、時刻の同期、ルート パスワードの変更、サーバの更新、サービスの再起動などです。 

短期間習得 

Ansibleはエージェントや追加のカスタム セキュリティ インフラを使用しないため、導入が簡単です。また、プレイブックで自動化ジョブを記述するため、単純な言語であるYAMLを使用しています。プレイブックは、インベントリに定義されたホスト上で必要な設定をプッシュし、(コマンド ラインを使用して)手動で実行することもできます(ファイル内での定義は不要)。 

今すぐ自動化 

Ansibleを使用してホストにpingを送信したときから、環境の自動化を開始できます。まず、小規模なタスクから始めて、ベスト プラクティスに従い、ビジネスに付加価値をもたらすタスクに優先順位を付けましょう。大きな問題を解決し、時間をかけて生産性を向上させましょう。

ネットアップのAnsibleとのパートナーシップが重要な理由

ビジネスのペースに遅れをとらないようにする中で、課題に直面することもありますが、インフラ リソースの提供がその1つであってはいけません。ネットアップのプラットフォームでAnsibleを使用したその日から、リソースのプロビジョニングが簡易化され、自動化され、繰り返し実行できるようになります。時間のかかるITタスクを自動化し、協調的な文化を推進してDevOpsの取組を支援できます。

ネットアップは、Ansibleライブラリに60以上の新しいモジュールを追加することで、市場のあらゆるストレージ ベンダーの中で最も堅牢なAnsibleとの統合を実現しています。この広範なモジュール ライブラリを使用することで、Ansibleユーザは、個々のネットアップ製品の微妙な違いを確認しなくても、プレイブックを簡単に開発、導入してストレージ タスクを自動化できます。

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