夢の休暇を想像してみてください。航空券を予約し、スーツケースに荷物をまとめ、タクシーを呼んで空港まで移動しました。すべてが計画どおりに進んでいます。
しかし、すべての手配が整っていても、現実が予想と大きく異なる場合があります。たとえば、旅行の費用が予算オーバーになったり、予定よりも時間がかかることがあります。複数の航空会社や交通手段を使う場合、(手荷物が行方不明になったり、忍耐力を失ったりすることなく)正しく乗り継ぐのに苦労するかもしれません。道のりだけではありません。目的地に到着することや、そこに滞在すること自体が、まったく新しい複雑さになるかもしれません。
大量のデータを扱うVMwareワークロードを、クラウドに移行するとします。完璧な休暇を過ごすための複雑なロジスティクスは、すべて揃っています。では、それらを仮想マシン(VM)に適用しましょう。ただし、適用にうんざりするほど手こずったり、面倒を感じる必要はありません。NetApp® Cloud Volumes Service for Google CloudとVMware Engineを使用すると、迅速かつ簡単、しかも対費用効果に優れた方法で、重要なワークロードをクラウドへと安全に移動し、クラウドに維持できます。
VMware Engineは、Google Cloudと完全に統合されたネイティブのVMware vSphere環境です。つまり、VMwareワークロードをGoogle Cloudに移行するのに、大幅な変更は必要ありません。私たちはこれを、真の移行と切り替えのソリューションと呼んでいます。管理、ネットワーク サービス、バックエンド インフラ、運用プラットフォームのすべてが、規模に関わらずGoogle Cloudによって実行されます。いたって簡単です。
でも、ご存知のように、仮想化されたエンタープライズ アプリケーションやデータベースは大量のデータを必要とする場合があり、アプリケーションやデータベースによって生成されるデータ量は増え続ける一方です。Cloud Volumes Serviceを環境に追加すると、余計なコンピューティング リソースにコストをかけることなく、ネイティブのVMware Engineデータストアを補強できます。ファイル ストレージ向けのフルマネージド ソリューションであるCloud Volumes Serviceは、データ保護など、NetApp ONTAP®ソフトウェアのデータ管理機能をひとつ残らず提供します。SMBまたはNFSプロトコルを使用すると、Cloud Volumes ServiceボリュームをVMゲストに接続して、大量のデータを格納したり、VM間でデータを共有したりできます。
Cloud Volumes Service for Google CloudとVMware Engineの組み合わせは、次のようなさまざまなユースケースに対応します。
ネットアップとGoogle Cloud VMware Engineチームは、VMware向けに、より強力な新しいソリューションを開発しようと努力を重ねています。最新の開発状況については、ネットアップのブログをご覧ください。9月16日開催のWebセミナーでは、VMに関するあらゆる質問に回答いたします。ぜひご参加ください。
Karlは、Cloud Volumes Serviceを担当するネットアップのシニア プロダクト マネージャーです。以前は、世界各地のお客様のサポートを8年間担当していました。ネットアップ入社前は、企業のIT部門でアプリケーション、アーキテクチャ、運用などを担い、長期にわたってキャリアを積んできました。