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NetApp SnapCenter 5.0のリリースを発表

最新アップデートの重要な機能をチェック

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Portrait of Charles Hayes
Charles Hayes

NetAppが提供するデータ保護プラットフォームの最新バージョン、NetApp® SnapCenter® 5.0に関するリリース情報を皆様にお知らせできることを嬉しく思います。SnapCenterは2016年のリリース以降、アプリケーションと整合性のあるデータ保護を実現するために、拡張性に優れたユニファイド プラットフォームをNetAppのお客様に提供してきました。SnapCenterを使用すると、オンプレミスやパブリック クラウドのNetAppストレージでホストされたエンタープライズ ワークロードを簡単に保護、管理できます。今回リリースされたSnapCenter 5.0では、5つの優れた新機能により、簡単かつ効果的なデータ保護が引き続き実現されています。

SnapCenter 5.0の新機能

今回は、SnapCenter 5.0の新機能についてご紹介します。また、これらの機能について、NetAppのデータ保護を前進させる大きな一歩であると私が考える理由についてもご説明します。

  1. SnapLock® コンプライアンス ソフトウェアとSnapshot™コピー ロックを使用してランサムウェア攻撃からビジネスを保護: 皆さんご存じのとおり、ランサムウェア攻撃は差し迫ったリスクをもたらし、重要なデータのセキュリティはもちろん、ビジネス継続性をも脅かす存在です。NetAppは、データの安全性をさらに高めるために、Snapshotコピー ロック(改ざん不能のSnapshot)機能とSnapLock機能を追加しました。データのコピーをSnapLockボリュームに格納することで、プライマリ ストレージとセカンダリ ストレージ間でのデータの書き換えを防止できるため、攻撃者によりコピーが削除あるいは変更されることはありません。SnapLockボリュームに格納されたデータは変更されることなく、指定された保持期間にわたって保護されるため、セキュリティとコンプライアンスが向上します。SnapCenterを使用すれば、ランサムウェア攻撃が発生した場合でもデータのセキュリティを確保できます。
  2. アプリケーションや仮想マシンを中断することなく、簡単かつ高度なバックアップとリカバリを実現:今日の多くの企業では、重要なアプリケーションや仮想マシンのダウンタイムをゼロにすることが、これまで以上に強く求められています。SnapCenter 5.0は、この課題に対応したソリューションを提供します。NetApp SnapMirror®ビジネス継続性を使用すると、フェイルオーバーやフェイルバックの発生時にもSnapshotを作成してアプリケーションや仮想マシンを保護およびリカバリできます。SnapCenterは、データを常に保護し、可用性を維持します。
  3. Amazon FSx for ONTAPAzure NetApp Filesデータを保護:NetAppは、パートナー様とお客様に喜んでいただけるような新しいエクスペリエンスを構築できるよう、その方法を常に探し続けています。SnapCenter 5.0では、SnapCenterの統合管理機能と自動化機能がご利用いただけるようになりました。これにより、AWS(Amazon Web Services)やAzureでホストされるCloud Volumes ONTAP®だけでなく、AWS(Amazon FSx for ONTAP)やMicrosoft(Azure NetApp Files)のファーストパーティ サービスにまで保護が拡張されます。また、今回のSnapCenterのアップデートにより、多様なストレージ インフラ全体にわたって重要なデータの管理と保護が簡易化されます。
  4. Linuxデータのセキュリティを確保:NetAppは、Linux上で実行されるデータベースに対しては、アプリケーションと整合性のある保護を常に提供してきました。一方で、特定のLinuxディストリビューション、ファイルシステムの種類、バックアップ戦略などの要素が考慮されるLinuxデータを保護するためには、カスタマイズされたアプローチが必要であることも認識していました。SnapCenter 5.0では、ONTAP、Cloud Volumes ONTAP、Amazon FSx for NetApp ONTAPストレージでホストされるLinuxファイルシステムがサポートされるようになり、堅牢な機能を使用して、重要なLinuxデータを保護できるようになりました。
  5. タグベースの保護でVMware環境のバックアップを高速化:数十台、数百台から時には数千台もの仮想マシンのバックアップを管理することは、複雑なだけでなく、場合によっては不可能ですらあります。SnapCenter 5.0では、VMware環境向けにタグベースの保護が提供され、これによりお客様の作業が容易になりました。タグベースの保護では、仮想マシンを簡単に分類、整理でき、バックアップ ポリシーのきめ細かな制御が可能になります。このアプローチにより、特に多数の仮想マシンを使用する複雑な環境でもバックアップをシンプルに管理できるようになりました。ストレージやデータの保護管理担当者にも、満足していただけるはずです。

SnapCenter 5.0で重要なデータの保護が容易に

SnapCenter 5.0に今すぐアップグレードして、強化されたアプリケーションと仮想マシンのデータ保護を実感してください。SnapCenterのこれらすべての新機能により、これまで以上に簡単かつ効果的なデータ保護が実現されます。

SnapCenterを利用してデータの安全性、セキュリティ、可用性を確実に維持する方法について、詳細はこちらをご覧ください。

Charles Hayes

Charles Hayesは、ハイブリッド クラウド ソリューション担当プロダクト マーケティング マネージャーです。ストレージ業界で20年にわたるキャリアを積んできたCharlesは、2019年9月にNetAppに入社しました。 NetAppに入社する前は、SimpleTech、Iomega、EMC、Lenovoで製品とソリューションの定義、開発、マーケティングに長年携わってきました。Charlesは、腕前はほどほどですがパーカッションとギターを趣味としています。また、オールドスクール パンク ロックのファンで、人気のあるバンドはすべて売れる前から知っていたとよく話しています。

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