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測定できないサスティナビリティは、管理できない

NetApp BlueXPのサスティナビリティ ダッシュボードを一足お先にご紹介

ビジネス スーツに身を包み、空を眺めている女性
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「測定できないものは、管理できない」。これは、影響力のある経営思想家、ピーター ドラッカーの言葉としてよく引用されます。今日のビジネスでは、あまりにも頻繁に言われることから、考え方としてはありきたりになりつつありますが、ドラッカーは 決してそうは言っていません。実はドラッカーは、効果的に管理するには測定が必要だが、それだけでは不十分であり、優れた経営者や管理者は、測定値を問題解決の糸口と捉えると言っているのです。よく引用される前述の言葉には、この意味合いが抜けています。

私たちNetAppは、ビジネス上の複雑な問題を解決するには、優れた管理者に実際のデータを提供することが必要という説に賛成です。この考え方は、サスティナビリティに対する私たちのアプローチを示すものです。弊社は他社に先駆けて、NetApp® ONTAP®アレイの温度と消費電力をレポートするCloud Insightsという製品を市場に投入しました。ただし、データセンターのサスティナビリティといった問題に取り組むには、管理者がデータ資産の全体像を把握して戦略を立てる必要があると強く感じています。

そうした状況から、この度、二酸化炭素排出量を認識できるデータ管理に向けて、次の一歩を踏み出したことを、ここに喜んでお知らせいたします。サスティナビリティは、NetApp® BlueXPのダッシュボードの中心です。INSIGHT 2022で発表したように、BlueXPは、ハイブリッド マルチクラウド エンタープライズ データ資産向けの統合コントロール プレーンで、オンプレミスとクラウドベースの両方のリソースを管理します。ストレージとデータの管理が大幅に簡素化されるため、管理者はリソースの使用を最適化してビジネス目標を達成できます。

サスティナビリティは今や、コスト、パフォーマンス、信頼性と並ぶ、ストレージの主要なパフォーマンス指標です。BlueXPを使用すると、環境保護に関する企業目標がどの程度達成されているかを示すことができます。2023年半ばには、BlueXPのサスティナビリティ ダッシュボードに、目玉となるサスティナビリティ スコアを表示して、1つのKPIでデータ資産全体の効率性がわかるようにする予定です。このサスティナビリティ スコアには傾向分析が含まれているので、持続可能な環境の達成具合や持続可能性の改善具合を、データ資産全体にわたって確認できます。

サスティナビリティ ダッシュボード。円グラフといくつかの表が表示されている

BlueXPでは、スコア改善に向けた実用的な推奨事項も提供されます。管理者は、他のツールに切り替えることなく、サスティナビリティ コンソールから直接、この推奨事項に沿った対応をとることができます。ダッシュボードには詳細な内訳も表示されるため、リアルタイムの消費電力を、クラスタ レベル、アグリゲート レベル、ノード レベルで確認できます。このデータを参考に、より効率的なストレージに移行できるワークロードを洗い出せば、パフォーマンスと電力効率を最適なバランスで両立させられます。

ドラッカーの有名な言葉と言われている言葉が、実はドラッカーの名言でない場合がありますが、1959年のベストセラー『People and Performance』の中で、彼は、「マネジメントとは物事を正しく行うこと、リーダーシップとは正しいことを行うこと」と言っています。BlueXPの新しいサスティナビリティ ダッシュボードを使用すると、データ資産全体を管理して、環境保護でのリーダーシップを示すことができます。それこそが、現代のビジネスにとって正しいことです。

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Matt Watts

Matt Wattsはチーフ テクノロジ エバンジェリストとして、幅広い顧客層とグローバルなパートナー コミュニティに、NetAppの全体的な戦略とテクノロジ ソリューションに関するガイダンスを提供しています。ポートフォリオ リーダーシップ チームの一員として、テクノロジや変革についてのアドバイスやガイダンスも提供しています。

IT業界に関する知識と、わかりやすいウィットに富んだ例を交え、エピソードやストーリーの形でテクノロジの魅力を伝える話術のうまさから、基調講演の登壇依頼が増えています。

これまで、インストールとオンサイト サポートの提供を担当するマネージド システム エンジニアや、ITのアウトソーシング契約の監督など、数多くの重要なITプロジェクトで管理者を歴任してきました。その経験を通じて、さまざまなレベルのリーダーと知り合ったおかげで、お客様を理解し、コミュニケーションをとり、IT戦略や変革戦略をサポートできるようになりました。

ブログ(www.watts-innovating.com)では、自身の経験や業界で学んだ教訓を紹介しています。

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