クラウド ストレージ分野で最も急成長しているセグメントは、ファイルベースのサービスです。ファイル ストレージは、オンプレミスのITインフラに欠かせない要素であり続けています。クラウドに移行するエンタープライズ ワークロードが増えるにつれて、ハイブリッド環境全体でシームレスに管理できるストレージ サービスへのニーズが高まっています。IDCは、クラウド内のデータについて、5年間の年平均成長率が36.3%になると予測しています。
NetAppとGoogle Cloudは、エンタープライズクラスのファイル ストレージをフルマネージド サービスとして実現するために、数年にわたって提携してきました。NetApp® Cloud Volumes Service for Google Cloudを使用すると、お客様は、コード、プロセス、技術担当者に変更を加えることなく従来のアプリケーションやクラウドネイティブのアプリケーションを実行できるため、移行が容易になります。
IDCでは、NetApp Cloud Volumesプラットフォームを使用してGoogle Cloud上にあるクラウド データを管理している6つの組織にインタビューしました。インタビューの対象組織は、Cloud Volumes for Google Cloudを使用するメリットとコストについてしっかりとした知識を持っていました。IDCは、Cloud Volumesが財務、ITプロフェッショナル、コア ビジネスに与える影響を把握するために、参加者に対して定性的な質問と定量的な質問を幅広く詳細に行いました。
IDCのビジネス バリュー調査では、対象組織がCloud Volumesを導入し、Google Cloudでのデータ管理に使用することで得られるメリットに焦点が当てられました。小売、金融、保険、エンターテイメントの各分野を代表する6つの組織は、NetApp Cloud VolumesはGoogle Cloudとシームレスに統合するフルマネージドのクラウドネイティブ ファイルストレージ サービスであるため、これを導入することで、総運用コストを大幅に削減できたと回答しています。また、このサービスを通じて、対象組織のクラウド データの管理と保護の複雑さが軽減されています。NetApp Cloud Volumesはビジネス ニーズに合わせて簡単に拡張でき、クラウドのデータやアプリケーションの管理に要する時間が大幅に短縮されたことも指摘されました。
IDCの分析によると、インタビューを受けた組織は、NetApp Cloud Volumesによって年間平均470万ドルのコスト削減、使用可能容量100テラバイトあたり年間平均73万ドルのコスト削減、投資回収期間10.9カ月、3年間の投資回収率(ROI)457%を達成していました。これらのメリットは、次のようにして実現されました。
以下の2つのお客様の声は、NetApp Cloud Volumes for Google Cloudのメリットを裏付けています。
本調査の対象組織の内訳と調査方法、明らかになったメリットとビジネス チャンスの詳細については、ビジネス バリュー ホワイトペーパーを参照してください。
Mike McNamaraは、NetAppの製品およびソリューション マーケティング担当シニア リーダーであり、25年以上にわたってデータ管理とクラウド ストレージ マーケティングに携わってきました。10年以上前にNetAppに入社する前は、Adaptec、Dell EMC、HPEで勤務していました。また、主要なチーム リーダーとして、ファーストパーティのクラウド ストレージ サービスや、業界初のクラウド対応AI/MLソリューション(NetApp)、ユニファイド スケールアウトおよびハイブリッド クラウド ストレージ システムおよびソフトウェア(NetApp)、iSCSIおよびSASストレージ システムおよびソフトウェア(Adaptec)、ファイバチャネル ストレージ システム(EMC CLARiX)の発売を推進しました。
過去には、Fibre Channel Industry Associationのマーケティング分野の議長を務めたこともあり、Ethernet Technology Summitの諮問会議や、Ethernet Allianceの現役メンバーとして、業界誌に頻繁に寄稿しているほか、各種イベントにスピーカーとして数多く登壇しています。さらに、FriesenPressより『Scale-Out Storage - The Next Frontier in Enterprise Data Management』というタイトルの書籍を発行しているほか、KaposによりB2B製品マーケティング担当トップ50に選出されたこともあります。